YAPC::Fukuoka 2025 に登壇してきた

函館でも登壇、広島は前夜祭登壇、京都で登壇、と割とずっと登壇機会をいただいている。

今回の資料は以下。

speakerdeck.com

今回はワークショップ枠がある、ということで、じゃあ弊社の講義を (資料は普段から公開してるし) そのまま実施しよう、というプロポーザルでした。せっかく Perl の名を冠した YAPC なんだから Perlトークも楽しんで聞いて欲しい!その前提を即席養成講座で叩き込むぞ!という場です。

1 時間まるまる言語仕様について話してみたけど、目的は達成できたかなー?

カンファレンスをより楽しむコツ

それぞれのカンファレンスには、前提として押さえておくとより楽しめる要素があると感じている。

  • RubyKaigi だと、型周り、JIT、Parser、CRuby 以外の Ruby 実装、新コミッタの業績
  • Kaigi on Rails だと、The One Person Framework、概念圧縮、Solid Trifecta

辺りを知っていると、会期中に出る話題がなぜ注目されているのかが分かってより楽しめると思う。

で、YAPC だと「Perl の昔と今」が知っておくべき前提知識だと思っていて、最近のコンテキストをインストールするのも目的に入れました。

特に Announcing Perl 7 辺りから加速している、よりよいデフォルト値に移行していく流れですね。

この後色々あって、デフォルトを変えると非互換が大きいとして use v5.42; を書く流れになっている。バージョン宣言を書くことで、例えば v5.36 からは間接オブジェクト記法が無効になっているし、v5.42 ではスマートマッチも無効になる。逆に有効になるものだと signatures や try が特に特徴的で、普通のことを普通に書けるようにする流れがある。この流れを頭に入れて、その上で色んなトークを聞いて欲しかった。

id:kfly8Zenn の本 とも似たモチベーションかもなぁ。

普通のことは普通に書けるのは入口として前提として、更に記号や暗黙の $_ の利用が多いのは逆にゴルフに向いているし全能感が出て楽しいよね。

※なお バッドノウハウと「奥が深い症候群」

踊り場

blog.yapcjapan.org

1日目に急遽発表された「踊り場」。いわゆる「カンファレンスの廊下」の延長としての枠ですね。廊下っぽい会話を作りたい!という id:Pasta-K の熱意で生まれた枠だと認識しています。

その踊り場で、私は「Day 1 最速振り返り」という枠を担当しました。ランチタイムなので、ある程度人が集まるのが確定していたという、立地条件で成功が決まっている枠でした。

スピーカーがそこそこ集まるだろうから、スピーカーに自分のトークの肝を説明してもらおう。スピーカーが居なかったらトークを聞いた人にマイクを渡して、どんなトークだったか、一番印象に残ったのはどこだったか、等を聞けば成立するだろう、という読み。

一応公開されているスライドは集めて読んで、その時間帯のツイートも一通り見てから司会に当たったんだけど、「めっちゃツイート見てるんですね」って言われたのは面白かったです。そんなまるでツイ廃みたいな。

ここだけのひみつ:20 セッションぐらいだから 1 枠 5 分程度で回したら全セッション網羅できるな、という計算違いをしていた

id:moznion の「OSS開発者なら学生参加者いっぱい集められる説」は学生と OSS 開発者との座談会になって非常に良いコンテンツだった。興味を持つリポジトリが無い人に、自分が飽きているリポジトリを譲ってメンテして貰うマッチングサービスは実際面白いんじゃないか。受け取っても大半が燃え尽きそうなので半年後とかに引き継ぎチェックを入れたいが。

id:rokuokun の「教科書では知れない令和最新 Perl ワード解説バトル」は、id:dankogai を呼んだのが勝因でしたね。

あと id:kfly8id:charsbar が答えるメンバーになっている、非常に豪華な場だった。

id:rokuokun の準備も上手くて、前日の 2025年秋のPerl を見て分かんなかった単語を「これ何ですか!」と聞いていくスライドだったので、そうそう、廊下ではそういう質問して欲しいんだよ〜〜って思いながら答えてました。

ボランティアスタッフ

当日スタッフが全然足りない〜〜って話を社の Slack (コアスタッフが何名か居る) で噂を聞いて、しゃーないなと手を上げた。たぶん YAPC では初スタッフ業。

前日のノベルティ詰め作業は楽しかったですね。

当日の受付は、電車の到着ごとに 30 人ずつ程度のバッチが発生していたけど、難なく捌き切れたと思う。

あとはお昼にランチへの誘導したり、人が足りないところにアサインされる感じで回っていました。

次回

私が話を聞きたい外タレは Paul Evans です。夢を言っておくとオードリータンの話は聞きたいですねぇ(言うだけはタダ)

最近はあんまり開発ど真ん中のトークをしていないので、来年は何かしら作った話を持って行きたいなー。頑張ります。