自分がこうありたいというメモ。
作業者と開発者の違いとして、問題解決への寄与だとか、創意工夫の余地があるかというのがありそう。
これは今 GPT-4 に聞いた。
Q: 作業者と開発者の違いを100文字ぐらいで教えて。
A: 作業者は指定されたタスクや手順を実行する人を指し、特定のルーチンや手順に従って作業を進めることが主な役割です。一方、開発者は新しい製品やソフトウェアを設計・構築する人を指し、創造性や技術的なスキルが求められます。作業者は指示に従い行動し、開発者は新しいアイディアや解決策を生み出します。
単なるタスクの遂行でなはく、より多くの責任とリーダーシップを求めている
- コードを書くだけではなく、問題解決や創意工夫の余地が多くあるタスクが欲しい
- 自分のアイディアをベースとして、形にすることで、プロジェクトを完遂したい
そもそも何が問題なのかを明らかにするだとか、最適な解決策を見つけるのが、仕事をしていて一番面白いところだと僕は思っている。
仕事の定義を
理想の状態になることを阻害している問題を見つけて,
問題を解決する手段を考え,解決すること
と 以前書いたことがある。
機能やサービスを開発する過程で出てくる課題を、よりクリエイティブに解決するのは、全能感が出て気持ちいい。
新しいアイディアやアプローチを考えて実際のプロジェクトに取り入れていくのも、テクノロジーやテクニックの進歩によってより良い状態に辿り着いていると思う。
常に新しい方法を模索する姿勢は、成長や、自己実現の欲求に効く。自分のアイディアを形にする体験、形にしたものに対してユーザーからフィードバックを受ける体験が、僕らがプログラマになった原体験だろう。
組織の目標達成への強い関与
- より広い視野で物事を考え、計画をする体験を得たい
- 複雑な状況を解きほぐして解決する経験をもっと積みたい
中腹じゃなく頂上に立てってヤツかなぁ。
広い視野があると、各タスクや機能がどう全体と連動しているのかを理解できる。理解から、より価値に対して効率的な進め方を模索できる。自分のタスクだけでなく他のメンバーの作業状況も見えるので、全体の流れをスムーズにすることを考えられる。戦略ゲームのプレイヤーの位置で日々暮らしたいという欲求と思う。
複雑な状況というのは、クネビンフレームワークで言うところの複雑《Complex》。問題が何なのかが明らかになっていない状態。現代のソフトウェア開発は概ねこの状態からスタートすると考えている。(Chaotic な状態だとタスクフォース的に急いで何かを手を打つだろう、Complicated な状態はもうやるだけになっている (やるだけ距離 がまだ遠いことはある) ので、マネージではなくコントロールして着地に向かうプロジェクトだろう)
何をやるのかを明らかにして、やるだけな状態に持って行くには、分かったことを積み重ねて、仮説を立て、対策していくというアプローチが効く。つまり OODA ループ。観測して (observe)、方向付けて (orient) 、意思決定し (decide)、実行する (act)。実験や試行錯誤を通じて何が効果的であるかを見つける楽しさがここにある。
やるだけになっているものを進めるのでも十分難しいとは思うが、誰も明らかにできていなかった問題に対して自分が輪郭を削り出すことに成功するのは最高に気持ちいい。モデル化に成功すると人類の叡智が一歩前に進んだ気持ちになる。同じ問題には同じ対策が効く。
組織目標はだいたい複雑な状況であるので、複雑な状況を任せられるようになると関与度が上がっていく。
全体設計の楽しさ
- アーキテクトとして、システム、「系」を構築する
- プロジェクトマネージャーとして、実行計画を立てる
抽象的な要件を具体的なシステム設計や実行計画に変換するのは、とてもクリエイティブな楽しさがある。また、この過程で新しい技術やツール、プロセスを取り入れる機会をねじ込み、自分やチームの経験領域を広げることができる。
目標や成果物を明らかにし、それを達成するための戦略やアプローチを定義するプロセスは、戦略的な思考を活かすことができ、自己効力感がある。
まとめ
単なるメモなのでまとめも何もないが。
仕事をする上で、何らかのクリエイティブな取り組みがなかったらつまらないと思う。僕はこういう仕事をやりたいし、みんながこういう仕事をやれる (ように経験資源を配れる) 状態だといいなと思っています。
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